Decade vol.1
 
 

Yoshimi Arts
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10周年記念展
Decade vol.1

興梠優護 / 笹川治子 / 佐藤未希 / 寺林武洋
2020年6月24日(水)-7月19日(日)
11:00-19:00 (日 -17:00)
月・火休

Yoshimi Art
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Yoshimi Artsは2010年8月に開廊し、今年で10周年を迎えます。これも皆様のご支援のお蔭と、深く感謝申し上げます。
この度、10周年を記念して、展覧会「Decade vol.1」を開催する運びとなりました。
2020年という年は、世界的な感染症の拡大により様々な分野にその影響が波及し、人々はこれまでとは違う生活様式で日々を過ごすことを余儀なくされました。人類と共に歩んできた芸術に対しては長期的な見地で捉える必要がありますが、このような時に作家がどのような作品を制作するのかというのは、その変化の有無に関わらずとても重要で、それらの作品は2020年に何が起こったかを示す手がかりを後世に残す役割を持ち合わせていると考えます。
本展では、弊廊で発表している、興梠優護、笹川治子、佐藤未希、寺林武洋の4名の作家による新作を展示致します。是非ご高覧下さいます様お願い申し上げます。

【ご来廊時のお願い】
新型コロナウィルス感染拡大防止の為、下記の点、ご来廊時にご協力くださいます様お願い申し上げます。

・マスクの着用
・入口での手指消毒
・人との2m程(最小1m)の間隔を確保
(確保が困難な場合は入場制限する場合がございます)
・発熱・咳の症状がある方はご来廊はご遠慮下さい

ギャラリーでは、スタッフの体温チェック・手洗い、換気や各所の適宜消毒など、お客様が安心してご来廊いただけます様、対策を行ってまいります。
皆様にはご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご理解の程、宜しくお願い申し上げます。

<出品作家プロフィール>

興梠 優護 KOHROGI Yugo
1982年熊本県生まれ。東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業、同大学院美術研究科絵画専攻版画研究領域修了。
主に人体をモチーフに、具象と抽象の境界を思わせる筆致の絵画によって、感情の揺らぎを表現してきた。熊本、東京、ロンドン、ベルリン等アトリエを移動し制作。光や色、音、空気、人といったそれぞれの場所で感じた様々な事柄を、あらゆる技法によって抽象的に作品へと反映させている。
近年の主な展覧会として、個展「EYE」(Yoshimi Arts/大阪、2020)、「Roots」(成山画廊/東京、2019)、グループ展に「興梠 優護 長嶋 由季」(長崎県美術館 運河ギャラリー、2019)、「シラキノ アーティスト イン レジデンス 3 人展 2019-1」(アートビレッジ・シラキノ/長崎県南島原市、2019)など。
画像 | 《≡ 05》 2020 油彩、キャンバス 727x530mm(P20)
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笹川治子 SASAKAWA Haruko
1983年大阪府生まれ、茨城県取手市在住。東京藝術大学美術学部先端芸術表現科卒業、東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現領域博士後期課程修了。
メディアはどのような影響を生みだすのかという興味から、身のまわりの出来事を作品としてトレースし可視化しようとする。異なる局面に置きかえ脱力し、そこにある違和を表出させることを試みている。
近年の主な展覧会として、個展「リコレクション―ベニヤの魚 Recollection: the Plywood Fish」(Yoshimi Arts/大阪、2017)、「リコレクション - ベニヤの魚雷」(東京藝術大学大学美術館/東京、2015)、「『Study Room no.6221』-Documentation」(Yoshimi Arts、2013)、グループ展に「城市震盪 City Flip-Flop」(C-LAB/台北、2019)、「フラッシュメモリーズ」(432|SAI GALLERY、Yoshimi Arts、The Third Gallery Aya/大阪、キュレーション|平田剛志、2019)、「1940's フジタ・トリビュート」(東京藝術大学大学美術館陳列館、2018)、「戦争画STUDIES」(東京都美術館、2015)など。
画像 | 《Processing》(イメージ) 2020 映像
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佐藤未希 SATO Miki
1986年山形県生まれ、富山県在住。東北芸術工科大学美術科洋画コース卒業、東北芸術工科大学大学院博士課程修了。東北文化研究センター研究員(-2017)。
映像や写真から人物像をランダムに選択し、それを媒介にドローイングを何回も重ね、ある形が浮かび上がった段階で、そのイメージを油彩で描く。世界とその解釈のかたちなき複雑で言語化できないエネルギーを、「顔」を入り口に、複雑さを損なわぬよう、複雑さを複雑なまま可視化することにすることを作品化してきた。
近年の主な展覧会として、個展「この顔をみたことがあるか」(Yoshimi Arts/大阪、2019)、「佐藤未希展」(ギャラリー椿/東京、2018)、「N.E.blood21 Vol.51 『佐藤未希』展」(リアス・アーク美術館/宮城、2014)、グループ展に、「新進芸術家育成交流作品展『FINE ART/UNIVERSITY SELECTION』」(茨城県つくば美術館、2015)、「Primitive [ in order ](秩序の中の原初)」(Yoshimi Arts、2012)など。
画像 | 《隣人》 2020 油彩、パネルに綿布 727×606mm(F20)
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寺林武洋 TERABAYASHI Takehiro
1981年富山県生まれ、広島県在住。長岡造形大学造形学部視覚デザインコース卒業、広島市立大学大学院芸術学研究科絵画(油絵)専攻修了。
自分の家の中や周囲にあり、普段生活で使用している物や関係性のある風景を描写している。作品の制作は、一貫して対象の前に立って自身の眼を通し作品を描いており、この対象と知覚の媒体である身体とを直接取り結ぶ方法は、画像や映像を通して世界を知覚する現代においては逆説的に新鮮な手法となっている。
近年の主な展覧会として、個展「small life」(Yoshimi Arts/大阪、2019)、「寺林武洋 洋画展 -LIFE-」(松坂屋名古屋店美術画廊、2018)、「LIFE」(アートフェア東京/東京国際フォーラム、2014)、グループ展に「古典と現代の狭間にて」(広島市立大学芸術資料館、2018)、「『光の肖像』展 in London」(ロンドン大学・東洋アフリカ研究学院ブルネイギャラリー、2010)など。
画像 | 《窓》(制作途中) 油彩、白亜地、パネル 1000×1000mm(S40)
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