興梠優護「Turbidity」

 
 

Yoshimi Arts
〒550-0002
大阪市西区江戸堀1-8-24
若狭ビル3F
TEL/FAX 06-6443-0080
E-MAIL info@yoshimiarts.com
URL www.yoshimiarts.com

Copyright(c)Yoshimi Arts.
All Rights Reserved.

 

 
 

 

興梠優護「Turbidity」

2022年4月6日(水)-24日(日)
12:00-19:00 (日 -17:00)
月・火 休
Yoshimi Arts

協力|日本香堂
助成|大阪市

*コロナ感染状況により、会期・営業時間が変更になる場合がございます

 

この度、Yoshimi Artsは、興梠優護の個展「Turbidity」を開催致します。
本展では、|シリーズを中心に発表します。|シリーズとは興梠の基本となるシリーズで、「|」とは「大文字のI =自分自身」「数字の1」「バーティカルバーの記号表記」といった複合的な意味合いを含み、構図としては「背景」と「図像」の二項対立の関係になります。図像には人体が登場しますが、図像をきっかけとした背景との関係性において「光や色彩の姿」を表現していると言えます。そして、|シリーズから「背景」と「図像」の関係性を変化させ、近年は「/」「\」「≡」といったシリーズへと展開させています。
加えて、興梠は、これまで作品とその外側への関わりを考察してきました。2016年の個展「Pond」(Yoshimi Arts)において、キャンバスの側面を正面の延長線ではない蛍光色を塗り、その色が壁に反射することで物理的に外側への関わり方を示しました。2022年1~2月に開催された「KYOTO STEAM 2022 国際アートコンペティション」(京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ) では、株式会社堀場製作所の計測の技術を用いて成分分析を行った数値や画像を、偏光顔料や光沢・マット処理をした絵具で描かれた絵画にプロジェクターを投影し、時間によって変化する作品を発表しています。
本展でも、興梠がこれまで構築してきた絵画制作の方法を空間全体に応用し、絵画と同様の効果をギャラリーに表出する試みを致します。

 

本展は、僕にとって最初に生まれたシリーズ「 | (バーティカル)」が中心となっています。
この絵画シリーズでは「内と外」の関係性にフォーカスしているのですが、制作の過程でグレーの背景(外側)と、そこに浮かび上がる人物像(内側)との往復によって、作品が立ち現れていきます。
今回は、ギャラリー内の空間全体をグレーと設定し、曇りや不透明性・香りなど移り気で不安定なものに、色彩の余韻を求めました。
タイトルの「Turbidity(濁度)」とは、水の濁りの程度を表す尺度です。
濁るという言葉には、どこか後ろ向きな印象が漂いますが、これは仏教における「けがれ」や「よごれ」に由来するのかもしれません。
例えば「色」について考える時、汚い色もきれいな色も実は存在しないように、そこにあるのは汚くみえる、或いはきれいにみえる、色彩の関係性のみです。
基準が定まることで、今まで気づかなかったものが見えるようになることがありますが、一方で、感情のように測ることのできない存在もまた、とても尊いものに思えます。
曇天の夕暮れのなかで感じる、こうした何気ない日常の機微が、僕とこの世界との関わりを支えています。

興梠 優護


 

画像|
メイン|《|122 》 2022 oil on canvas 727×606mm(F20)
下|《|113 》 2022 oil on canvas 727×500mm(M20)

 

■同時期開催の興梠優護の展示
弊廊の個展の会期中に、⼤阪の各地で興梠優護の展示が行われます。

□ ≡ 興梠優護
 4 月6 日(水)−18 日(月)
 髙島屋⼤阪店 6 階 ギャラリーNEXT(⼤阪市中央区難波5-1-5)
 https://www.takashimaya.co.jp/osaka/

□ブランド「SATORU SASAKI」とのコラボレーションとペインティングのPOP UP
 4 月6 日(水)−18 日(月) →少し内容を変え 25日(火)まで延長
 CEDARWOOD(⼤阪市北区中崎1-3-24)
 https://cedarwood.jp/

*営業時間や休日等の詳細は、各ホームページにてご確認下さい。
*一部のご案内にて、同時期開催の"ブランド「SATORU SASAKI」とのコラボレーションとペインティングのPOP UP"(CEDARWOOD)の最終日に誤りがございました。正しくは、4月18日(月)までです。

 

興梠優護 KOHROGI Yugo >>
1982 熊本県に生まれる
2007 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
2009 東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻版画研究領域修了
  -2012 東京藝術大学大学院美術研究科 教育研究助手
2013 ロンドンにて滞在制作(第6回秀桜基金留学賞)
2015 東京藝術大学大学院美術研究科 非常勤講師
2017 ロンドンにて滞在制作(吉野石膏在外研修員)
2018 スペイン、ブルガリアにて滞在制作(アーティストインレジデンス)
2019 長崎県南島原市アートビレッジ・シラキノにて滞在制作(アーティストインレジデンス)
2020- 三重、福岡、埼玉(アーティストインレジデンス)等にて滞在制作
 
個展
2021 「君」 (成山画廊/東京)
2020 「ORDINARY」 (成山画廊/東京)
  「EYE」 (Yoshimi Arts/大阪) >>
2019 「Roots」 (成山画廊/東京)
2018 「Stratified」 (FR2 Gallery 2/東京)
  「Across the Night」 (成山画廊/東京)
  「Under the Skin」 (Yoshimi Arts/大阪) >>
2017 「HIVE」 (成山画廊/東京)
  「興梠優護 2012-2016」 (Yoshimi Arts/大阪) >>
2016 「Portrait」 (成山画廊/東京)
  「Pond」 (Yoshimi Arts/大阪) >>
2015 「Dark Adaptation」 (成山画廊/東京)
  「Drawings 2011-2015」 (Yoshimi Arts/大阪) >>
2014 「Ripple」 (CASHI/東京)
  「/」 (Yoshimi Arts/大阪) >>
  「Hopscotch」 (CASHI/東京)
2011 「boiling point」 (CASHI/東京)
2010 「火 | 花」 (Gallery Art Composition/東京)
2009 「body nude / body」 (Gallery Art Composition/東京)
  「melting point」 (CASHI/東京)
 
グループ展
2022 「KYOTO STEAM 2022 国際アートコンペティション」 (京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ/京都)
2020 10周年記念展 「Decade vol.1」 (Yoshimi Arts/大阪) >>
  「Online / Contactless」 (Yoshimi Arts, the three konohana ウェブサイト) >>
  「美の予感 2020 -平面・特異点のカナリア-」 (髙島屋 美術画廊/日本橋、京都、横浜、名古屋、新宿)
2019 「興梠 優護 長嶋 由季」 (長崎県美術館 運河ギャラリー/長崎)
  「シラキノ アーティスト イン レジデンス3人展 2019-1」 (アートビレッジ・シラキノ/南島原)
  「興梠 優護 河野 里沙」 (天聽の蔵/熊本)
  「木彫、油絵、日本画、ドローイング」 (成山画廊/東京)
  「秀桜基金留学賞10年、そして『今』展」 (岡山県立美術館/岡山)
  「美術教育の森」 (東京芸藝術大学美術館/東京)
2018 「Art Show」 (World of Co x Seemeon 29/ソフィア)
  「池島康輔 興梠優護」 (成山画廊/東京)
  「Insight 20」 (Yoshimi Arts/大阪)
  「drawing/collage」 (Yoshimi Arts/大阪) >>
  「高橋コレクション 顔と抽象」 (清春芸術村/山梨)
2017 「Insight 19」 (Yoshimi Arts/大阪)
  「Night and Day」 (成山画廊/ 東京) 
  「Group Show Ⅷ」 (CASHI/東京)
  「September Flower」 (成山画廊/東京)
2016 「宇宙と美術と人体と」 (東京芸藝術大学美術館陳列館/東京)
  「Naked Men 1876-2016」 (成山画廊/東京)
  「Insight 16 "melting"」 (Yoshimi Arts/大阪)
2015 「Body」 (CASHI/東京)
  「5th Anniversary Festival !!」 (Yoshimi Arts/大阪) >>
  「アート 三つの視点」 (大丸札幌店 美術画廊/札幌)
2014 「Terrada Art Award 入選者展」 (T-Art Gallery/東京)
  「Insight 12」 (Yoshimi Arts/大阪)
  「4th Anniversary」 (Yoshimi Arts/大阪)
  「Group Show VII」 (CASHI/東京)
  「Insight 11」 (Yoshimi Arts/大阪)
2013 「Insight 10」 (Yoshimi Arts/大阪)
  「Figurative Abstraction / 比喩的な抽象」 (Yoshimi Arts/大阪) >>
  「3rd Anniversary」 (Yoshimi Arts/大阪)
  「Insight 8 "Figurative/比喩としての"」 (Yoshimi Arts/大阪) >>
2012 「Insight 6」 (Yoshimi Arts/大阪)
  「Gallerist Meeting×SOMEWHERE 『非日常のライフスタイル』」 (渋谷ヒカリエCUBE1,2,3/東京)
  「2nd Anniversary」 (Yoshimi Arts/大阪)
  「Physical side Ⅱ」 (Yoshimi Arts/大阪) >>
2011 「MITSUKOSHI×東京藝術大学 夏の芸術祭」 (日本橋三越/東京)
  「Group Show IV」 (CASHI/東京)
  「伝統・現代・発生」ドローイング展 (東京芸術大学大学美術館陳列館/東京)
2010 「Group Show I」 (CASHI/東京)
  「Self Portrait - 私という他人」 (高橋コレクション日比谷/東京)
  「ロストジェネレーション」 ( Bunkamuraギャラリー/東京)
  「版画の色ーリトグラフ」 (文房堂ギャラリー/東京)
  「誠実な草」 (CASHI/東京)
2009 「Group Show Ⅰ」 (CASHI/東京)
  「東京藝術大学修了制作展」 (東京藝術大学/東京)
  「東京芸大版画コレクション」 (EYE OF GYRE/東京)
2008 UTM「伝統と現代 紙-刷り物 摺りもの-」 (浅草公会堂/東京)
  「移行 umsteigen」 (オーストリア大使館/東京)
  「真夏の夜の夢」 (CASHI/東京)
  「トーキョーワンダーウォール展2008」 (東京都現代美術館/東京)
2007 「東京芸術大学卒業制作展」 (東京芸術大学/東京)
  UTM「伝統と現代 -墨、単色の世界-」 (旧坂本小学校/東京)
  「CROSS BORDERS」 (シラパコーン大学/タイ)
 
コレクション
高橋龍太郎コレクション、東京藝術大学美術館、南島原市
 
受賞歴
2017 吉野石膏在外研修員
2014 Terrada Art Award 優秀賞
2012 第6回秀桜基金留学賞
2010 ホルベインスカラシップ奨学生
2008 トーキョーワンダーウォール 入選
2008 トーキョーワンダーシード 入選

 

【ご来廊時のお願い】
新型コロナウィルス感染拡大防止の為、下記の点、ご来廊時にご協力くださいます様お願い申し上げます。

・マスクの着用
・入口での手指消毒
・ソーシャルディスタンス
(確保が困難な場合は入場制限する場合がございます)
・発熱・咳の症状がある方はご来廊はご遠慮下さい

ギャラリーでは、スタッフの体温チェック・手洗い、換気や各所の適宜消毒など、お客様が安心してご来廊いただけます様、対策を行ってまいります。
皆様にはご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご理解の程、宜しくお願い申し上げます。